官事務所の窓

八風吹不動

「八風吹いて動かず」とは、どんなことが起こっても動じない、

という意味だと、電車の本の広告に出ていた。

禅の言葉だそうだ。

 

今朝は風が強かった。

どこからか飛んで来て、アスファルトの隙間に直立した木の葉。

あちらからもこちらからも小突かれて

ユラユラ揺れながら踏ん張っている。

今日一日どんな風に吹かれ通していただろう。