官事務所の窓

不条理

理屈に合わない、そんな馬鹿な、ということか。

ラガーマンの平尾誠二さんは「不条理なことに遭うほど人は強く大きくなる」と言われたという。

みんなそうとは限らないと思うけれど、乗り越える力を人は本来持っているのだということだろう。

このコロナウイルスの脅威に覆われた世界も不条理だ。

先日書いた水泳の池江選手は「オリンピックを止めるように言ってくれ」とSNSで言われたとか。

あればそこで、無ければ次で、ただ競技に全力を尽くすのみ、というのはさすがアスリート。

誰もが不条理の中で様々な選択を重ねていかざるを得ない。

オリンピックをやるかどうかの選択も、誰かが。