皮膚が厚くなる？
ウォークマットに乗るようになって皮膚が厚くなったということを聞くことがある。
棒で揉んでいる人もまた同じだ。
どんなグッズを使っても、浅く揉むと、老廃物が多いところは表面に集まって硬くなる。
タコになったり、踵などが全体に硬くなったり。
そこは機能が落ちているところの反射区なのだが、いかんせん、痛くない。
何しろ表面が硬いのだからその奥にある老廃物を突き崩し、神経に刺激を届けるのは容易なことではない。
なぜ浅く揉むか、それは深く揉むと痛いからだ。
ウォークマットにしても最初はとんでもなく痛かったりしたのが、乗れるようになるとさらっと歩きがちだ。
それができるなら次の段階へ。
突起を足にめり込ませるように踏み込み、踏みしめる、という感じである。
あるいは官有謀先生がそうしていたように、力強くめいっぱい打ち付けるように足を踏み鳴らす。
硬くなってしまったところも悲観することはない。
擦らず、ただ奥へ奥へ、深く満遍なく押せれば奥から血流は回復し、だんだんに柔らかくなってゆく。
他には老廃物を体外に運ぶために腎臓の反射区と脚部がチェックポイントだ。
途中痛くても、奥も表面も柔らかくなって、溜まっていたしこりも無くなれば、もう痛くないのだ。