どんどん上がる熱を下げたのは…
8年ほど前になる。
出張先で喉が痛く、咳が出てどんどん熱が上がり、困ったことがある。
翌日は朝から一日、40人ほどの皆さんの前で話をすることになっていた。
まさに絶体絶命のピンチ!
ホテルには岩盤浴もあって、とりあえず良くなるかと、初めてやってみたが、
上がってゆく熱を止める効果はないとわかった。
頼みの綱は持っていた官足棒。
ベッドの上でひたすら足を揉み続けた。
全体を強くもみ、腎臓の反射区を特に奥深くもむ、
ということを夜通しやり続けた。
午前5時頃、両足の腎臓の反射区にソラマメの形が浮き出てきた。
と同時に背中の下の方、腎臓の辺りがカーッと熱くなる。
「助かった!」と心から安堵した。
それから扁桃腺、胸腺リンパ、上半身リンパ、気管支などの反射区を念入りに揉み始めた。
喉の痛みや咳も無くなり
寝てはいなかったが、気分は爽快。無事その日を乗り切った。
薬は全く飲んでいない。
体力がそれなりにあったから切羽詰まって出た火事場のバカ力ではあったけれど
棒(もしあの時G棒でもあればもっと楽だったけれど)一本あればなんとかなる、かも
と私は本当に思っている。