官事務所の窓

1月21日

びっくりした。

コンビニでコピーを取ろうとカバーを開けたら裏返しになった中華人民共和国のパスポート!

えー!?誰か忘れてないですか?犯罪とかと違うよね~。

左右を見ても誰もいない。

先ずは裏返しのまま横に置き、自分のコピーを取る。

裏返しのままのパスポートをつまみ、レジへ。

レジにはインド系の男の子が一人だけ。「わすれものですか?」

「はい」と言いながら、“大丈夫かなぁ”と心の声。

渡して、店を出たら目の前にお巡りさんがいた。

事情を話すと「それが正しい。それでいいんです。」

はぁ。

インド系の男の子は真面目に働く留学生で、パスポートを忘れた人はすぐに気が付いて取りに来るのだろう。

色々妄想して大丈夫かなぁ、と思ってしまう自分が恥ずかしい。

だいたいミステリーの見過ぎなのだ。

外国人を初めて見たのは10歳の時だった。

そのころに比べて今は隔世の感がある。

心の壁を外していろんな国の人と仲良くなってみたいと思う。