官事務所の窓

2月23日

バンクーバーの熱戦が続いている。「ヘタレ」だというフィギュアの高橋大輔選手の伸び伸びとした演技に勇気をもらった人は多いだろう。織田選手の靴紐にはショックだったが本人が一番悔しかったのだ。国籍を変えてまでオリンピック出場に賭けたロシア代表の川村悠子選手、思い通りの演技が出来ず、実力を発揮し切れなかった。気の毒に、と思う。あの大舞台で気持ちを切り替えるなどと、並大抵の修練で出来るはずもない。失敗を失敗と思わずに次に出てきて欲しいと祈らずにはいられない。