官事務所の窓

歌を

スタッフHの隣人は昼間熱唱する人らしい。

夜は静かだから問題ないそうで、「ああ、歌っているな」と思っているそう。

声を出すのはいいものだ。

誰かと一緒でも、ひとりでも。

しかしトーンは大切だ。

お店で突然店員さんに「あなた今素手で触ったわよね。」などと言うのは

聞く方もつらい。

お互い様なんだから、もし言われたら「身を守れと言われているんだな。」と思っておこう。

あまり人と話をすることも無くなって、心がスカスカして来ても、

自覚することも難しい。

そんな時、声を出して音読だっていいものだ。

久しぶりで詩を読んだ。

茨木のり子さんじゃないけれど自分にいうのだ。

「自分の感受性くらい自分で守れ、ばかものよ!」

ギスギスしているのをコロナのせいにはするな、とね。