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20日間の足もみで、乳がん検診の影が消えた

荒原文 東京都

3月、婦人科検診に行った。毎日の足もみとヨガを欠かさないので自信はあったが、乳がん検診だけは5年も受けていなかったので、そろそろと思っていたのだ。私は母や叔母が乳がんに罹患しているし、友人にも多いので気になっていたということもある。自分ががんになるとしたら乳がんだろう…。心のどこかでそう思っていた。婦人科検診だったので子宮もチェックするのであるが、子宮筋腫の数が増えていて、一つの筋腫は4cm以上に成長していると言われた。去年は2cm弱で手術では取れないサイズと言われたのに、今回は妊娠を考えているなら摘出した方がいいと勧められ軽いショックを受けた。と、同時に…足もみで唯一痛みがとれないかかとに手を当てて溜息をついた。

続く乳がん検診。マンモと触診は順調に終わったが、超音波で技師の手が止まり、女医がやってきて、小声で何か話している。その時は何も言われなかったが、会計して帰るはずが、相談室という所に呼ばれ、先生から右の脇の下に2cm大の影があり、すぐに精密検査をした方がいいと告げられた。「がんの可能性もある…」この言葉に誰もがお先真っ暗になるであろう。しかし私はもし自分ががんになったら徹底的に足もみをして治してみせると、普段からイメトレ(!)をしていた。だから落ち込むことも、迷うこともなく官事務所に連絡し、翌日足をチェックしてもらうアポを取った。所長はその日のチェックで「乳がんは大丈夫じゃないかな。でも子宮は問題あるね。子宮と乳房はつながっているから、子宮が問題で今回の結果になっている可能性があるよ」と言われた。この言葉に大きく頷いた。もしこのような知識がなかったら、私でさえ慌てて乳房を切っていたかもしれない。危険因子は何でも取り除こうというのが最近の医学の風潮だ。それでも問題の根源が子宮にあれば、がんは再発するのではないか。これが西洋医学。まさに木を見て森を見ず。

私は「根治」を目標に、その日から1日1時間足もみを真剣に行った。精密検査までは20日以上あった。「そこまでに影を消してみせる。人体実験だ!」約20日間、家族の心配は異常だったが私は黙々と仕事に励み、足もみを続けた。自分の足を見れば病気でないという自信が持てて落ち着いていられたのだ。そして検査当日。その日は「細胞検査」をする予定だった。そこで悪性と診断されれば一週間後には手術だと説明を受けていた。ところが…影がない!先生も看護師さんも慌てていた。私としては、縮小しているか、良性であれば優秀と思っていたのに、まさか完全消失とは!「こんなことってあるのですか?」私は医師に説明を求めたが「う~ん、乳腺細胞が何らかの変化を起こしたとしか言いようがありません…」と黙ってしまった。結局、細胞検査はできず、わずか1200円の診察料で帰された。

足もみの効果は病気を治す効果だけではない。目には見えない体の内側の様子を足から感じることができる。少なくとも私は足もみを続けてその力を得ている。病気と診断されても自分では違うと思えたこと。足を見てネガティブにならなかったこと。そういったすべてが、影を消すというミラクルにつながったのではないか。子宮の反射区もほとんど痛くない。子宮筋腫も消えているかもしれない。

官足法ニュース2014年5月号掲載分より(官足法ニュースは官事務所より毎月発行しています。)