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薬漬けからの脱出  十年来の喘息治療から解放されて

M.S.(女性 73歳 東京都)

<咳ぜんそく>

幼稚園の頃から気管支が弱く、大人になってもよく風邪をひいていました。60歳頃から咳が止まらなくなり、病院の検査で肺年齢が90歳と言われて喘息治療のステロイド剤吸入もするようになりました。

 

8年ほど前からは姉に誘われて一か月に一度、岡山至先生(官足法指導員・官事務所専任講師)から官足法を教わり、足のチェックを受けるようになっていました。「痛いなー。でもやった後は気持ちがいいな。」と感じてはいましたが、喘息の治療を止めようとは、その頃は思いもしませんでした。

 

<喘息ではない!?>

ところが一昨年、足が酷くつるようになり、吸入の薬を変えてもらうと足のつりは治ったものの今度は声が出づらくなりました。

 

耳鼻科の病院でお薬手帳を見た医師に「この強いステロイドを飲まされているの?」と言われた時はショックでした。大学病院でもあらためて検査を受け「喘息ではありません。気管支炎だったんじゃないですか?」と言われました。

 

…これまで受けて来た治療、飲み続け体に溜まり続けてきた薬…、風邪の度の点滴…、それらはいったい何だったのか…。

 

<薬より足!>

別の病院のボイスケアセンターに行くと「薬の副作用だからどんどん歌いなさい。」と、声のリハビリが始まりました。2019年5月のことでした。

 

同時に「私にはもう足しかない!」と官足法に真剣に取り組むようになりました。振り返ればこれまでずっと、喉が痛くなると病院で薬をもらい、咳になると抗生物質、もっとひどくなるとステロイド…というふうに薬に頼ってきたのです。でも考えてみたら私の場合、薬が効いても治るのに一週間かかります。足を自分でもんでも治るまでだいたい一週間です。同じことなら飲まないで治した方がいい!

 

<「ながら」で足もみ>

何が何でも喉が痛くならないように、特に親指はしっかりともむようになりました。岡山先生にチェックしてもらって痛いところが見つかると「ここを克服したら良くなるのか。よし、やってやろう!」と思います。特に痛いところは気が紛れるようにゲームをしながら、山場の難しいところで「コンチキショウ!コンチキショウ!」(笑)と強くもんでいます。その甲斐あって2019年8月ごろからは治療のために病院へ行くことは無くなり、薬も飲んでいません。

 

今の心配はインフルエンザやコロナなどの感染症です。薬を止めると決めたものの不安もあり、悩んだ末、先日インフルエンザの予防接種を受けました。これで少し安心した部分もあります。悩みながらも、足をもんで元気でいることを喜んでいます。