生理痛が無くなり、バセドウ病も克服。 家族の脳梗塞も予後良好
官足法指導員 あつこ
私はバセドウ病と診断されて十数年投薬治療を継続しましたが完治せず、40代も半ば近くになり主治医から「妊娠のご希望が無くなりましたら、手術を…。」と勧められました。悩んだ結果、自分で治す方法がないかと探しました。
そんなとき官足法に出会いました。
ウォークマットⅡ(以下マット)に素足で乗った時の強烈な痛みと、数秒しか乗れない悔しさで泣きながら踏んだことは昨日のことのように思い出します。それでも朝晩20分はマットを踏むと決意し頑張ると、3日目に発熱し寝込みました。書籍で知った「好転反応」だと思い、身体は辛いにも拘らず、自分でバセドウ病を治せるかもしれないと心は元気でした。
マットを素足で普通に20分踏めるようになるまでには、尿が濃くなったり、多量の便が出たり、発疹等の好転反応も数々経験しました。最初に改善?効果?を実感したのが生理痛でした。毎回鎮痛剤が欠かせなかったのに、痛みがほとんど無く、少し痛くても反射区を揉むと痛みが緩和されるようになりました。
その後、バセドウ病の薬は少しずつ減らし、3か月で完全に止めました。半年後の検査では、投薬治療で得られる結果と同じく正常値を維持しており、現在は、年に1度の経過観察の為に通院をしています。
私が楽しく官足法を実践し元気になる姿を見た家族も官足法を始め、嬉しいことに少しずつその輪が広がりました。家族の勧めもあって指導員になりました。
指導員の活動も少し慣れてきた昨年、父が脳梗塞で倒れました。数年前から何度か軽度の脳梗塞を発症し、「次倒れたら命は無い」と主治医から通告され、日頃から注意していましたが、散歩中に再発し意識を失いました。幸いにも色んな方々のお陰で一命は取り止めました。母は、グリグリ棒をカバンに忍ばせ、毎日病院で父の足を揉み、加えて病院近くの指導員(人見奈々さん)に施術もお願いしました。その甲斐あって79歳の年齢と脳の画像からは信じられないくらいの回復をみせ、少し麻痺は残りましたが、現在は何とか母と二人暮らしができています。毎朝マットを踏むことが転倒予防に繋がっています。マットを踏まない日は転ぶと母は言っています。
【写真左:父の脳梗塞時の足親指】【写真右:現在の父の足(右親指は左脳の反射区)】