K.W.　50歳　東京都
■官足法を本気で始める
官足法に興味を持ったのは新聞に載っていた足ツボの本の広告がきっかけです。早速、図書館で足の本をアレコレと読んでみて、コレ!!と思ったのが官足法でした。今年2月のことです。
50代なので5カ月続けて変化があったらそのままやり続けてみようと、先ずは基本のグリグリ棒で始めました。そのうち自らサンドペーパーで木の棒の先を尖らせてイタイイタイと押すまでになり、家族に気味悪がられる存在に(笑)。しかし、私は本気でした。
■開始1.5ヶ月、乳腺の石灰化した塊が消失！
私は小柄な体格で、子供の頃から虚弱体質でしたが、4人の子どもに恵まれました、しかし二年半毎の出産と子育てが相まって休める暇もない身体はボロボロに。厳しい食事制限を課しても毎回乳腺炎がひどく、(官足法を始めた頃はそんなことはすっかり忘れていたのですが）両方の胸に石灰化した塊が幾つも残っていました。足をもみ始めると、すぐに左足の甲の前方（薬指側）がもっこりと赤く腫れ、酷く痛みました。それでももみ続けると、赤みはやがて青くなりそして黄色になって引いていきました。後で知ったのですが、ここは胸の反射区でした。開始から一か月半後の3月下旬、毎年受けている人間ドックでエコーを撮ると、乳腺にあった石灰化していた塊が右も左も消えて無くなっていました。
■爪がきれいに！足指が真っ直ぐに！靴が大きくなった！
6月、ウォークマットⅡを使い始めました。それまで棒でも結果が出ていたにもかかわらず、初めて踏んだ時は痛くてヨロヨロ…。それでも踏み続けた後の変化は更に大きなものでした。足全体が細くなり、足指は断面で言うと四角く角ばっていたのが丸くなり、曲がっていた指が真っ直ぐに伸びました。右の親指の爪は常に亀裂が入った状態で生えてきていたのですが、官足法を始めてすぐから艶のある割れていない爪が生え始め、現在は、先端の古い爪以外はきれいな爪になりました。また、同じ指の皮膚がとても硬かったのですが、なんと皮が剥けて脱皮！軟らかな皮膚が下から現れました。ボヨンと浮腫んでいた踵は少し小さくなって、それまで履いていた靴が大きくなりました。
■酷い静脈瘤が消え、足の冷えが解消！
私のふくらはぎには、度重なる出産毎に酷くなっていった静脈瘤が青黒くひろがっていました。その為か、脚はだるく、身体が疲れやすく、夫には何度も手術を勧められていました。私は静脈瘤は静脈の弁に問題があると聞いていたので、まさか手術以外の方法で治るとは思っていなかったのですが、揉み始めると、これまでビクともしなかった青い静脈が凹んで地味な佇まいに。また、時を同じくして静脈瘤の上の方の太腿の皮膚にイトミミズのような毛細血管が広がり、やがて次第に無くなっていく、ということが繰り返され、静脈瘤は見えない程薄くなったりまた現れたりしながら、徐々に細く薄くなって行き、今は割と普通の血管に近い見た目になってきています。きっと完治まであと少し！でしょう。それまで酷い冷え症で、真夏でもレッグウォーマーが手放せず、靴型湯たんぽを買おうかと真剣に悩むほど冷たくなっていた脚も今はスッキリ軽く「そういえば冷えてたな」と思い返す程です。
■毎年恒例の膀胱炎にならなかった！
毎年春になると膀胱炎で苦しんでいました。真っ赤な血尿が出て身体はゾクゾク寒く、お腹はシクシク痛く、夜間診療の病院に駆け込むこともあったのですが「そういえば、今年は何ともなかったな」と忘れていました。
■花粉症がごく軽くなり、アレルギーのあった桃も食べられた！
春はアレルギーの季節です。梅の花の頃に出てくるスギ花粉に始まり、ぼんぼん桜が咲くころにはヒノキの花粉。毎年、花粉症で疲弊した身体に膀胱炎がとどめを刺して夏が来る、という具合でした。ところでヒノキ花粉のアレルギーがある人はバラ科の食物にも反応が出がちです。ビワ、桃、サクランボ、プラム、りんご、梨など…。私の場合、口の中がチクチク痛むのでこれらの果物を食べられませんでした。ところが、今年はスギ花粉もヒノキ花粉も反応はごく軽く、夏にはついに桃が美味しく食べられました!!
■身長が伸び、巻き肩も改善！
官足法を始めて身体の様々な部分に変化が現れましたが、その中で最も注目すべきと感じたことは、身体全体の有り様についてです。厚かましい表現ですが、「スタイルが良くなったかな」と感じています。脚部をしっかりもむと、長年の疲労や身体の癖の蓄積なのか、固まり、癒着していた骨と肉がビリビリと剥がれるような痛みを感じます。すると、開放されたパーツは、少しずつではありますが、元々あるべき場所へ自然と戻っていくような感じになるのです。その結果でしょうか、少し身長が伸びました。官足法を初めてから、足がしっかり地面を捉えられるようになり、足首が安定し、倒れていた骨盤が立つようになり、お尻が小さくなって、まるで積み木が真っ直ぐに積み上がるように、身体全体が真っ直ぐになっていくのを日々感じています。身体丸ごとの重心に変化を感じ始めた頃から、O脚や巻肩が大いに改善されました。
■足が軽くなったことを毎回感じることが結果につながる！
ほんの5カ月でこの変化！考えていたよりもずっと早く強く効果を感じています。今思うことは、毎日足がスーッと軽くなるまで、しっかり全体をもむことが大事だということ。そこまで揉むのには時間がかかりますが、生活の質は確実に上がり、1日の時間はむしろ長くなったような・・。自分自身をケアできる素晴らしい健康法に出逢えたことに心から感謝しています。