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乳がんの抗がん剤治療を官足法で楽に

E.T. 45歳女性 (東京都)

<海外で発症>

10年間外国に暮らし、ある時いつもより胸が張っていてしこりがあるのを見つけました。病院は無料ですが予約待ちで、ようやく受診すると「大丈夫だけれど一応もっと大きな病院で検査してもらって下さい。」と言われました。次の病院でもはっきりとした診断が出ないまま治療の目途すら立ちません。最初の違和感からすでに2ヶ月が経とうとしていました。

<ステージ2>

2017年12月、日本で検査と治療を受けるべく帰国。初めてステージ2の乳がんという診断が下りました。翌1月には抗がん剤治療が始まり、7月の手術で乳房の全摘という方針が決まりました。少しずつがんは小さくなっていましたが、抗がん剤の副作用も辛く、自分で出来ることはないだろうかとインターネットで調べるうち官足法を見つけました。

<全摘予定が部分切除に>

4月、はじめて官事務所で官足法を体験しました。ものすごく痛いけれど、終わった後の爽快感にハマりました。抗がん剤治療をしている時の、全身がグターっとするだるさは官足法によって軽減し、自然と動けるようになりました。「これをやっていれば元気になれる!」そう思うと前向きな気持ちになります。毎日家で一時間ほど足をもみ、一ヶ月に一度官事務所でチェックを受け、手術前は一週間に一度、官足法指導員の方に出張してもらいアドバイスを受けながら手術の日を迎えました。右胸部全摘という予定も、がんが小さくなっていて、部分切除になりました。

<暮らしの中で>

今では官足法は生活の一部です。普段は夜、お風呂の後に30分ウォークマットⅡを踏み、ふくらはぎや太ももは「これいいわ」でもむなど、なるべく脚全体をもむようにしています。朝、身体がだるい時もウォークマットを10分でも踏めばだるさが無くなり、踏めない時は足がムズムズしてきます。これまで一日だけ、疲れて踏まずに寝たことがありましたが、たとえ5分でもウォークマットを踏んだ方がよく眠れることがわかりました。いつの間にか「続けなきゃ」ではなく、足が「やりたい」と欲するようになっていました。二度と再発しないように、これからも一生官足法を続けて元気な身体を維持してゆきたいと思っています。