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諦めていた手の痛みとフェバーデン結節が改善

N.K. 81歳 神奈川県

■夫の残したハーモニカ

10年間介護した主人が亡くなってから、私は心にぽっかり穴が開いたようで、好きな手芸も料理もできず、沈んだ日々を過ごしていました。そんな時、主人が残してくれたハーモニカが目に入り、サークルに参加することで外に出るきっかけをもらいました。そのハーモニカを通して、同じ公民館でやっていた官足法教室と官足法指導員の遠藤さんに出会い、健康になるための官足法を教えていただきました。

■拍手が出来るようになった!

官足法教室に通い始めて3、4カ月経った10月ごろ最初の変化がありました。拍手ができるようになったことです。近くの文化施設でダンスやコーラスにも参加するようになっていましたが、手が痛くて拍手をすることが出来ず、左手の掌を右手の甲で叩いていたのです。それがいつの間にか普通に掌を打ち合わせて拍手していることに気づきました。
■曲がらない指
 手の痛みよりも悩んでいたのはフェバーデン結節で指が思うように動かないことでした。指に骨が出来たんだと思っていたら“からだに出来たゴミ(老廃物)”だと遠藤さんに教えてもらいました。押せばいいのだとわかりましたが、握力もほとんどない状態です。棒も握れず、道具で押すことができません。本来、官足法では足の指を一本一本押すのですが、体が硬くてうまく押すことができませんでした。足の親指だけは大きな赤棒で押せましたが、他の四本の指はねじれるように寝ていて、爪を切ることも困難な状態でした。
■手の指を直接押して曲がるように!
 そういう状態でしたから私には、自分の手指の関節の腫れて飛び出している部分を、親指の爪で丁寧に押すという方法しかありませんでした。本来の方法ではありませんが、手で押す以外に選択肢がなかったのです。その結果、少しずつですが、握れなかった手が握れるようになりました。指が掌についていることに布団の中で気づいたときには自分でも信じられないほど感動しました。「私にもまだできることがある」と、涙が出るほど嬉しかった瞬間です。夜中ということも忘れて遠藤さんにラインしてしまったのですが、すぐに「良かったですね!」という返信を下さって、そのこともとても嬉しかったです。

■カニカニはさみちゃんで足指に挑戦
まだ包丁や手芸用のハサミは思うように使えませんし、床に落ちたコインも拾えません。ハサミも握れるようになりましたが、使いこなすには時間が必要です。少し使えるようになってきたから足をやったらもっと効果があると聞いたのでカニカニハサミちゃんも購入し、少しずつ始めています。
■絶望から希望へ 夫の思いを受け取って
それで、以前の沈んだ気持ちから希望を持てるようになりました。これも、主人が残してくれたハーモニカがきっかけで、外に出て官足法に出会い、遠藤さんのご指導を受けられたおかげです。主人の思いがそこに込められているように感じ、心から感謝しています。
■やりたいことがたくさん! 
81歳になった今でも、作りたいものややりたいことはたくさんあります。その気持ちをもう一度取り戻せたのは、官足法に出会えたこと、遠藤さんと出会えたことのおかげです。またこれまで支えて下さった方々、家族の存在に心から感謝しています。この体験が誰かの健康回復の一歩になれば幸いです。そして、私と同じように手で苦労している方が、少しでも希望を持てるきっかけになれば、心から嬉しく思います。