幼い頃から病弱で薬漬けの日々 4年間の闘病生活を官足法で乗り越えて
Y(40代男性・中部地方在住)
■複数の病気、治療の甲斐なく悪化の一途
私は子供の頃から病弱で、ことあるごとに薬を飲んだり体に塗ったりしていました。大人になってからは向精神薬を飲むようになり、常に病気と隣り合わせの生活を送ってきました。
30代半ばから体の不調で仕事にも支障をきたすようになり、いつしか喉が乾いて水ばかり飲むようになりました。何かがおかしいと思っていましたが、日々の忙しい生活に追われ、自分の体と向き合うことができませんでした。
ある日を境に食べても食べても体重が減り続けるようになり、周りの人からはよくない意味で驚かれました。健康的な痩せ方ではないので全く喜べませんでした。たまらず医者の診察を受けると、同時に複数の病気が発覚し、病院に通い詰めることになりました。薬を飲めば解決すると最初は思っていましたが、むしろどんどん体調は悪化し、体と一緒に見た目も衰えていき、悲惨な気持ちになりました。私はプログラマーをしていたのですが、病気になってからは好きなパソコンに取り組むこともできなくなり、まるで翼をもがれたような不自由な日々が続くようになりました。
■官足法に辿り着くも自己流で挫折
このままでは死んでしまうと健康について調べ始め、ネット中の記事をひたすら検索していると、官足法の情報に辿り着きました。すぐにウォークマットを購入し、使い始めるとあまりの激痛に涙が出そうでしたが、一方でその凄まじい血流改善効果も実感し、自分の命が助かるにはこれしかないと毎日2時間以上取り組むようになりました。
しかしここからが大変でした、きちんと指導を受けなかったため、脚部を揉むことはせず、ウォークマットもただ同じ場所を同じように浅く足踏みだけしていた結果、足の裏の浅い箇所以外の部分が詰まってしまったのか、体の内部に激痛が走るようになり、たまらず官足法も挫折し、ほとんど寝たきりになってしまいました。この時の絶望は筆舌に尽くし難く、この無念と後悔を抱えたまま、自分の命は潰えるのかと悲しい毎日を送っていました。
半年ほど失意の日々を過ごす中、鍼治療などにも通いボロボロになった体は少しはマシになりましたが、到底根本的な解決には至りませんでした。挫折したにも関わらず官足法には常に可能性を感じていて、間違いなく効果があることはわかっていましたが、もう一度同じ結果になるのが恐ろしく、ウォークマットを使うことができませんでした。
■官事務所に問い合わせ
ほとんどヤケになって官事務所にメールを送ると、スタッフの水溜さんがわざわざ電話を返してくれて、官足法の基本を教えてくださいました。足裏だけでなく、足の甲も、脚部も、脚全体をちゃんと深く揉む。私の知らなかった基礎を電話の中でしっかり丁寧に教えてくださいました。
これは命綱かもしれないと思い、とにかく言われた通り、官足法の説明書の順番通りにウォークマットを踏み、最大の力を込めて赤棒で脚部を揉みました。本を読んで勉強して、他の道具も少しずつ買い足して、使い方も工夫しました。
それでもなかなか深く揉む理由を理解できず、粘土のように固くなった土踏まずを浅く回数だけ無駄に刺激するようなことをしていましたが、しっかり踏み込んだり、これいいわで時間をかけて揉むようになると、土踏まずも徐々に柔らかくなっていき、少しずつ体調も改善していきました。
■目覚ましい回復と仕事復帰、ここから人生は始まる!
そこからの回復は目覚ましかったです。鬱血していた箇所がほぐれていき、体の機能を一つずつ取り戻していく過程には希望がありました。その希望は自分の可能性を広げていき、一年以上真面目に取り組んだ後は、休職していた仕事に復帰することができました。さらに最近では足の甲の老廃物を徹底的に赤棒で削ぎ落としていくと、慢性的に残っていた背中のコリも消えていきました。何年やっていても「盲点」が多いなと感じます。
四年以上にもわたる闘病生活。しかし官足法を知ったおかげで、私は病気と戦う力を得て、ついには打ち勝つことができました。今では一日中パソコンに向かってプログラミングをしても、まだいけるくらいの体力を取り戻し、絶望の中にも光があるのだと気付かされました。私は今、スマホゲームを作る仕事をしていますが、ここから自分の人生は始まるんだと思って、取り戻した健康と支えてくださった方々への感謝の気持ちを忘れず、今日という日を大事にして取り組んでいきたいです。